信州なかがわハーフマラソン公式サイト

おもてなしの心を大切に、日本で一番温かいマラソン大会を目指します。

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有限会社シナノ体器内 実行委員会事務局

ナカハマを終えて

ナカハマを終えて

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大会から数日が経ちました。

村は何事もなかったかのように元の村に戻り、可愛らしく鯉のぼりがはためいていた牧ヶ原橋も、すっかり寂しい橋になってしまいました。

まだまだ残務処理は始まったばかりですが、なんとなく、今回の大会を振り返る余裕が出始めたので、思うことをまとめてみたいと思います。

まず、天候にも恵まれ、事故もなく、盛大に開催できたことは、何よりの出来事で、それだけでも大成功と言えるでしょう。

ランネットの大会レポの数も、「え?どうして?」と思うくらい多くの評価をいただいており、大会を楽しんでいただいた方が多かったという証であると嬉しく思っています。

ですが。。

実は当日の日には、実行委員では打ち上げ的なことはしておらず、後日ということで、いまだメンバー内でも大会後の情報交換ができておりません。恥ずかしい話ですが、名簿上は実行委員として名前が載っているのにもかかわらず、取り組みの姿勢にも個人差があり、全員が均等に達成感を感じているかというと、実際疑問があります。打ち上げを行ったとしても大会の感じ方に差が出てきそうな雰囲気は否めません。

また、ボランティアの皆さんの意識の中にも、たとえ1日だけの活動だったとしても、10年も続けていると、そろそろ大変だな、と感じる方も多少いらっしゃって、卒業していかれる方もおられます。

慣れてきて、会議が少なくて済むようになった半面で、準備が人任せになりがちで、ごく数人の実行委員に負担が集中してきている、というのが今のナカハマです。

高い評価を頂戴する半面で、その実どこの大会でも抱えている課題が、ナカハマにも当然あるわけです。

 

ナカハマでは、当初「おもてなし」という言葉を合言葉として掲げ、参加してくださる皆さんに楽しんでいただけることを主眼として回を重ねてきましたが、途中から、「わかちあい」という言葉で、参加者の皆さんとボランティアの皆さんを「つなぐ」必要を深く感じるようになりました。

あちこちで、「わかちあい」という言葉は宣伝をさせていただきましたが、それは強制をするものでもなく、純粋にレースに集中する方や、「おもてなし」を重視する参加者には、分かりにくい概念なのかも知れません。

しかし、10回という節目を迎え、ここまで来られたという安堵がある中で、今後もナカハマを重ねていくためには、ボランティアの皆さんこそが楽しんでくださるイベントにしなければならないと強く感じています。

ネットの評価でも、様々なご意見をいただいていますが、実行委員の私たちが頭を下げてお願いをしているボランティアの皆さんの目に、あまり触れさせたくないような注文も時々あったりします。開会式で、一応来賓として村長さんにもご挨拶をいただいておりますが、実際は村主催のイベントではなく、あくまでも中川ランナーズクラブというランニング愛好家のクラブが行っているイベントです。大会以外の時は、ボランティアの方とは全く平等であり、上下関係も何もないので、だからこそ、共に楽しい時間を過ごしたいと思いますし、ご足労いただいたことに対して、最大限の御礼をしたいとも思っています。

ランネットの書き込みは印刷をして村内全戸配布をさせていただいておりますし、当日皆さんに書いていただいたアンケートのボランティアさんへのメッセージは、切り取って、完走証と同じデザインの感謝状に貼り付けてボランティアの皆さんへ手渡しをしています。

しかしまだまだ、足りていないのではないかなぁ、と、感じます。そこを突破することが、今後の最大のナカハマの改善なのだと思います。

 

では、私個人的なモチベーションはどうなのでしょう? と自問してみます。

10年間、本当にいろいろなことを投入してきました。他大会の模倣に始まり、数々の専門業者さんの知恵を借り、参加者を増やすために奔走し、ずっと走り続けてきた10年間でした。最初の頃は、終わるたびに実現できなかった悔しいことが山ほどありすぎて、次の大会がとにかく待ち遠しい感じでしたが、3500人という器がいっぱいになるようになると、中身の充実により力を注ぐようになりました。

そして今年の10回大会。

反論もあろうかと思いますが、ひとまず「完成した」という実感が正直なところです。

それは、自分自身のために、やりたいと思うことはとりあえず全部やった、という感じでしょうか。

ネタが尽きた、ということなのかも知れませんが、ずっとお世話になった皆さんに、10年という同じ時間をかけて恩返しをする必要も感じていますし、後継者の育成も必要だと思っています。本業が当然ありますので、さらにエネルギーを本業に傾注する大切さも感じています。

村には充分足跡を残しましたし、今後このような盛大なイベントが村に生まれるとはあまり思えません。

なにやら、もうナカハマが終わってしまうかのような感じで書いてしまいましたが、長く続けるために、実行委員会組織の立て直しの時期にきているのではないかと、個人的には思います。

そういう意味では、自分自身もどの方向に向かうのかという岐路に立たされている感じがします。

次の準備が始まるまで、半年ほど時間がありますので、その辺りのことを、よくメンバーとも話し合おう、そんな風に思ったのがこの10回大会でした。

 

ナカハマのキャラクターは「なかはマン」ですが、ナカハマを愛する我々個人そのものこそが、「ナカハマを愛する人」という意味で、「なかはマン」だったんだと、この10回大会で気づきました。

 

 

 

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コメント

  • SIO より:

    昨年に続き2回目の参加です。今年も村民の皆様の暖かい心と素晴らしい景色を堪能しながら楽しく走ることができて感謝しています。
    しかし、私たちランナーは村の皆様の「おもてなし」「わかちあい」の心にきちっと応えられているのでしょうか?
    たとえば、給水場。ゴミ箱がたくさんおかれているのにコップはかなり広範囲に捨てられ、農家さんにとって最も大切な田んぼにまでコップが散乱していたり…..
    また私設エイドで提供される食べ物。あの食材と準備をすべて自主的に提供していただいていると思うと自然と感謝の言葉が出ても当然だと思うのですが、黙って当然のように受け取っているランナーも残念ながら多くみられます。
    また、ナカハマ名物のガリガリ君。ガリガリ坂の路肩には食べ終わったガリガリ君の棒が坂上の方まで散乱していました。
    そして体育館の休憩場所での飲食禁止…ランナーのマナーに何か問題があり今年は禁止となったのでなければ良いのですが…
    実行委員会の皆様、ボランティアの皆様、村民の皆様が、これだけ真摯に大会をよりよくするには何が足りないのか悩んでくださっているのに、一部の心ないランナーがそれに背くような行為をすることで、村民の皆様とすれ違いが生じているなら悲しいことです。

  • びっしゅ より:

    すごく素敵な大会ですよ!
    悪いところなんてないのにと思いましたが、真摯に考えられているからこそなんですね。
    打ち上げがなかったとのこと、残念でしたね。
    これから有志でされてもよいのでは と思いました。

    みなさんの負担はとても多いんだと思いますが、来年からもずっと、なかがわハーフマラソンに帰っていきたいです (^o^)/

  • さらとが より:

    ナカハマの皆さん
    大会運営、お疲れさまでした。

    帰宅した翌日にハサミを持ち出して家族でスゴロクの紙幣切り作業をしながら大会を振り返っていました。
    皆さんの暖かい励まし、先まで見渡せる畑道、シャワー、大きなベニヤ板に書かれたメッセージ、ガリガリ坂の必死な応援。
    ああ、走って良かった、楽しかったと思えてくるのです。そう思うほど、大会を支えてくれる皆さんに感謝の言葉を大きな声で叫びたくなりました。

    ありがとうございました!!

    さて、坂道の筋肉痛も癒えてきました。
    次の目標に向けてポチポチ走ろうかな

  • おるふぇのふぇ より:

    ホントお疲れ様でした
    運営をするのは大変なことだと思います。
    全てが同じ方向だと思いませんが、一人でも多く同じ方向へ向いてくれたら更に良い大会へ変わると思います。
    口コミにもあれだけ称賛される大会は少ないです。
    うちらランナーはおもてなしに甘えているところがあるかもしれません。マナー面を向上することも大事だとおもいます。
    この大会は人に推薦できる大会なので継続してもらえたら嬉しいですし、何か協力できることでもあればしたいと思います。

  • ねこ より:

    読んでハッとしました。確かにランナーのほとんどは「おもてなし」を重視していて、「わかちあい」という点ではどうなのだろうと。
    コメントされている皆さんが書かれているように、参加者として甘えている部分も多いと思います。
    この公式サイトのブログを読むと、本当に真摯な思いで運営に取り組んでらっしゃることがひしひしと伝わります。それがもっと沢山のランナーに伝わればいいなぁと思っています。(例えば参加案内にメッセージを掲載するとか・・・)
    運営面も様々な実情があることを知り、個人的には複雑な思いです。仰るとおり、「わかちあい」は強制することではありませんが、なんとか今後のナカハマのためにも、ランナー・ボランティアの皆様共に良い方向へ進んでいけたらと思います。
    あっ、来年は是非とも前日ボランティア参加させていただきたいと思います!

  • ナカハマスタッフ より:

    SIOさん
    ご参加&コメントありがとうございます。
    走る皆さんが、私たちに過度に気を遣って楽しくなくなってしまうようでは困りますし、コップの散乱などは、むしろ当然のことですし、気にせずどんどん走っていただけたらと思います(笑)
    私もなんだか偉そうなことを書いてしまいましたが、参加者の皆さんの力を借りてボランティアさんが楽しむ形、という半面で、根本的にボランティアさん参加型のイベントとでもいいましょうか、具体的にはまだ浮かびませんが、そういった仕組みを作ることも面白いのではないかと思います。

  • ナカハマスタッフ より:

    びっしゅさん
    コメントありがとうございます。
    打ち上げは日曜の晩に行うことが決まりました(笑)
    どれほどのメンバーが集まるのか分かりませんが。。(笑)
    まだいろいろと覚えているうちに、反省を出し合っておこうと思います。
    スタッフも年々歳をとり、ボランティアさんも減少傾向にある中で、参加者が増えていくと当然負担も大きくなります。
    でも、やはりそれでも続けていき、改善を重ねていくことが自分たちにも「何か」プラスになるのだと信じています。
    今年は人生ゲームの封入が一番大変な作業でしたが、面白いことやってるね、と、興味を持ってくださる方も何人もいました。
    そんなイベントにこれからもしていきたいと思っています。

  • ナカハマスタッフ より:

    さらとがさん
    コメントありがとうございます。
    人生ゲーム、遊んで下さったのですね(笑)
    完走証がなぜ必要なのか、精算時に知って凹んだりしませんでした?(笑)
    時々思い出したら、また遊んでみてください。
    べニヤのメッセージなんかも、実は実行委員の知らない村民のどなたかが、今年はどんな言葉にしようかな? なんて考えて、楽しんで設置してくださっているのです。
    ガリガリ君の給水所も、あくまでも私設給水所ですので、ガリガリ君の費用は皆さんの参加費からではなく、そこの給水所担当で負担してくださっています。そこでも「今年は何本準備しようかな?」と楽しんで準備してくださっているようです。
    そんな村の方の気持ちが、少しでもランナーの皆さんに伝わればいいなあと思います。

  • ナカハマスタッフ より:

    おるふぇのふぇさん
    コメントありがとうございます。
    大会が終わって、特に手当が出るわけでもなく、打ち上げも自己負担だったりします。
    運営も、趣味の延長線上にあります。
    気楽にやっていればどうってことないのですが、たとえ趣味でも「責任」というものが生じてきますので、そこにプレッシャーや不安を感じてしまうこともありますね。
    大会前は、いろんな夢をみたりして、「病んでるぞ!」なんて言われたりもします(笑)
    でも、「良い大会ですよ」と言ってくださる皆さんの言葉を励みに、これからも頑張っていきたいと思います。

  • ナカハマスタッフ より:

    ねこさん
    コメントありがとうございます。
    大会で一番楽しいのは、個人的感想ですが、実は前日です。
    何かお手伝いしてくだされば、そのワクワク感もわかちあえると思いますね(笑)
    知り合いになって、距離が縮まれば、応援する声にもさらに力も入ってしまいます。
    スタート前に、お名前をアナウンスして激励しちゃうかも知れません(笑)
    楽しみにお待ちしております!!

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